「回避性愛着障害 絆が稀薄な人たち」を読みました

 

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回避性愛着障害 絆が稀薄な人たち (光文社新書)

回避性愛着障害 絆が稀薄な人たち (光文社新書)

 

 

私は、18歳の頃に「回避性パーソナリティ」 という概念を知りました。そして、自分はまさにそれに当てはまると感じました。

 

30歳になった今、「愛着スタイル診断テスト」をやってみると……

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不安型・回避型の傾向が強く、安定型の傾向が弱い「恐れ・回避型 愛着スタイル」であるという結果でした。このタイプは、人間嫌いなのに配慮が得意というなかなか難儀な性質があって、対人関係でストレスを抱えやすいようです。

  

「回避性愛着障害 絆が稀薄な人たち」を読んだ感想

今回読んだ「回避性愛着障害 絆が稀薄な人たち」では、回避性愛着障害を持っていたと思われる著名人のエピソードが多く紹介されています。種田山頭火、エリック・ホッファー、カール・ユング、J・K・ローリングなどなど……。やはり、私にも回避性の傾向があるからか、共感できるエピソードは多かったです。

 

歩き、食べ、読み、勉強し、ノートをとるという毎日が、何週間も続いた。残りの人生をずっとこうして過ごすこともできただろう。しかし、金が尽きたらまた仕事に戻らなければならないし、それが死ぬまで毎日続くかと思うと、私を幻滅させた。今年の終わりに死のうが、十年後に死のうが、いったい何が違うというのか。(「エリック・ホッファー自伝」)

今の私は、ここまで極端な考えではなくなりましたが、以前はこれに似た態度を取っていたように思います。

 

本書の第7章(最終章)では、愛着の修復法について論じられています。ただ、その論が、「失敗に囚われず、チャレンジしよう」という内容に偏っているように私は感じました。もちろんそれで上手くいく例もあるのでしょうけれど、無理をしてかえって精神状態を悪くしてしまうリスクも大きいのではないかという懸念を抱きました。

 

私は、自分自身が持つ回避型の愛着スタイルをそのまま受け入れ、自分が心地よく感じる生活スタイルを貫き通すのもまた1つの答えなのではないかと思っています。

 

ちょっとした刺激に対して過敏に反応してしまう気質(HSP ; Highly Sensitive Person)などを持っている人は、下手に「人とのつながり」に立ち向かっていくとズタボロになってしまう危険性もあるでしょう。

 

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だから私は、ふわふわと浮かぶ雲のように、ただ独り穏やかに生きるのも悪くないと思っています。感受性豊かな人々にとって、それは決して空虚な生き方ではありません。私たちは小さな出来事にも感動することができるのですから。

 

「防衛的悲観主義」について

susumu-akashi.com

こちらの記事では、「防衛的悲観主義」 という考え方について詳しく述べられています。私の過去を振り返ると、この考え方によってうまくいった部分が多いように思います。逆に、他人からのポジティブなアドバイスを受け入れて行動した結果、痛い目を見ているのです。

 

HSPの人たちが輝くためには、社会で多数派を占める非HSPのようになろうとするのではなく、大多数の人と異なる自分なりの強みを認識し、周りと違う自分に合った生き方を貫くことが必要なのです。

激しく同意です。私たちがよりよく生きるためには、多数派に惑わされないことが大切なのでありましょう。